普天間アセスで知事に要請 WWFジャパン会長
世界自然保護基金(WWF)ジャパンの徳川恒孝会長は11日午後、県庁に仲井真弘多知事を訪ね、
普天間飛行場代替施設建設計画について「辺野古の環境アセスメントをしっかりしてください」と求めた。
仲井真知事は「辺野古のことはわたしたちも納得いかないことがあるので、
会長からも東京で両政府に言っていただきたい」と話した。
WWFは優先的に守らなければいけない世界の自然200カ所「WWFグローバル200」の1つに
沖縄を含む南西諸島を指定している。徳川会長は8日から石垣島や名護市辺野古、沖縄市の泡瀬干潟などを視察していた。
徳川会長は「沖縄の生態系は貴重なものばかりで、わたしたちにとっても大切な地域。
バランスは難しいと思うが、自然はなくしたら戻らないものなので、開発などは慎重にしてほしい」と述べた。
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