人間のエゴで罪のない動物が…

resq

2008年05月01日 10:16

 尖閣諸島魚釣島で野生化したヤギが増殖し、植物を食い荒らし、島のがけ崩れが深刻化していることが富山大学理学部生物圏環境科学科の横畑泰志准教授の調査で分かった。衛星画像を調べたところ、2000年には島の約13%で地面がむき出しの「裸地」状態だった。06年6月に撮影された画像も解析中だが、がけ崩れで裸地化が進行しているのが確認できている。横畑准教授は「センカクサワガニなど固有種に悪影響を与えるので、早急にヤギの駆除が必要」と訴えている。
 横畑准教授によると、繁殖しすぎたヤギが地表を固定している植物を食い荒らしていることが、がけ崩れの原因。緑地がなくなり川が枯渇するため、絶滅危惧(きぐ)種のセンカクサワガニなど島の固有種がすみかを奪われているという。
 魚釣島にはもともとヤギは生息しておらず、島中が緑で覆われていた。しかし、1978年、政治団体が非常食用に持ち込んだつがいのヤギが繁殖、野生化した。91年の調査で約300頭が確認され、その後も増え続けているという。
 日本哺乳(ほにゅう)類学会は02年12月にヤギの根絶を求める要望書を環境省に提出。石垣市議会も今年3月24日に「尖閣諸島のヤギ捕獲を求める要請決議」を可決し、野生化したヤギが島の生態系に影響を及ぼしているとして現地の実態調査やヤギの捕獲を国などに要請している。
 

って。。。

生きていく上で餌を求めてるヤギは駆除されて

生きていく上でヤギを連れてきた人間は何も罪に問われないというのは

どれだけ人間ってエライのだろうか?

神様はどう思っているのだろうか。。。




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